2006年度 自立支援センター富山
総 会 報 告

 今年度総会が、5月21日サンシップ富山で 午前10時~12時まで行われ、その後2時ま で障害者自立支援法の学習会が昼食をはさんで 行われました。
 昨年度から、事業部門が本部を含め4部門に なり、運営や会計も複雑になってきました。ま た、各部門で働いておられる方もアルバイトも 含めて全体で約10人になりました。
 さて、全体会計としては35,750,000円ですが、 各部門においては自己負担金が全体として229,820円がありました。また、グループホーム開 設に伴う設備資金等のを長期借入金として借り入した返済金の一部を返済し残金約300万円が あります。

各 部 門 年間会計 
本部会計
(内パイロット事業) 
2,396,642
(1,800,000) 
支援事業 10,625,132 
生きる場センター 18,255,705 
まちなか
(助成対象)
(助成対象外) 

3,752,734
721,648 
合計 35,751,861 

 本部事業としては、昨年度は県とNPOとの協働パイロット事業として、180万円の予算で行 いました。そのために本部会計が予算的に膨らみました。運営・会計的には、グループホー ムまちなかは、利用者の人数に応じて委託金が入ってくるため、運営や会計上難しいものが あります。また、作業所の生きる場センターの送迎に使用している車が10年間経ち、故障 も多くなってきましたので日本財団より軽四のリフト付きの福祉車両をいただきました。 
(自己負担2割ありました)

 今年度の、予算は支援事業では50万円減と作業所は110万円減になりました。新しく 始まった障害者自立支援法によって制度が変わろうとしている現状の中で、きびしい運営が 迫られることになるだろう。総会では、前年度の事業報告と決算、今年度の事業計画と予算 案が採択されました。さらに、監事を務めてもらっていた源さんに変わり餘久保さん、さら には新しい理事として今井さんが入ることになりました。いずれも承認されました。

 午後からの障害者自立支援法の学習会を行いました。学習会では、 山梨や大阪の状況なども話され、区分認定の問題や介護報酬が引き 下げられるなど、事業から撤廃するところも多くなってきていること。 また、1割負担によって利用を控える人や権利意識がより鮮明になり、 事業所やヘルパーに対するきびしい評価が出されるようになってきた という。利用者にとっても、事業所にとっても今後きつい展開が待って いるようです。  事務局 平井

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